学生時代は、こんなんを描いていました。
USBの中に、大学生の卒業制作の作品が眠っていました。今日は、それを紹介したいと思います。
立っているのが僕です。
僕は、京都の美術大学の卒業生です。分野は油絵です。上の写真は卒業制作展で展示した作品です。
学生時代は牛をモチーフに制作しきました。卒業制作展では、牛の絵を部屋型の空間に展示するという摩訶不思議な作品を展示しました(*゚ー゚*)
学生の頃、僕は芸術をするんだと、気負っていました。牛という1つのモチーフに固執し、絵と格闘し、変わった事をしようと考えていました。それが芸術だと思っていたのです。
学生時代、作品を作っても発表の場が無く、学生と先生に見てもらうだけでした。
そんな中、僕は自分がうまくなる為だけに制作していました。
それが4回生のとき、ボランティア活動をしたり、卒業制作展で学外の人に作品を見てもらい、今の作風に大きく変わりました。
ボランティアで作品を送ったり、卒業制作で興味深そうに作品を見てもらって、それがとてもうれしかったのです。
そのとき初めて、作品を展示したりプレゼントしたりすることで、見た人をハッピーにするという美術の大きな力を知ったのです。
「自分が描いた絵が、人をハッピーにする。こんなすばらしいことはない!」と思いました。学生時代の自分の為の制作から、見てくれる人を思って描いているのが、今の作品です。
だから、人をハッピーにしたり、元気付けたりできるような絵を描こうと思い、今のポップでカラフルな作風に変わったんです。
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